100の質問

・むかーしむかし、「カップリングなりきり100の質問」というのが流行っていました。(私が通っていたサイト様は盛んでした)
・というわけで? 「しあわせのアリカ」のロビンさんと立香ちゃんで100個の質問に答えてもらいました。
・51からはR18な内容です。
・スナック感覚でお楽しみ下さい。









 ベッドの縁に隣り合って座っているロビンフッドと藤丸立香。
 ロビンフッドの手には左上を留めた二枚つづりの書類用紙。彼はそこに印字されている文字を険しい表情で読んでいた。

「ロビンさん!」
「…………はい」
「もっと気合いを入れて、しゃきしゃき返事しよう! 嫌そうにしないこと。あと逃げようと思っても令呪で阻止したから無駄だよ」
「そりゃさっき強制(オーダー)されたんで分かってんですよ。久々に下らないことに令呪きっちまいましたね」
「日付変わる前だからセーフ!」
「メタ発言ドーモです。それよりも何ですかね? いきなり呼び出された挙句、二枚綴りの紙に書かれた質問内容がひでーのなんの! オタク、マジでこれに答えるつもり!?」
「だって……だから」
「あ? 何だって?」
「答えたら100QP差しあげちゃいますぅ! って、ミドキャスさんが……」
「たった100QPのために身ぃ削りすぎだ! せめて交渉なり脅すなりして、もうちょい桁を吊り上げましょうよ!」
「脅すのはダメだー! いい? ロビン。100QPを笑う者は100QPに泣くんだよ!? 質問に答えるだけでQPくれるんだから、しっかりやらないと! ほらほら、しのごの言わずに行くよー!(ロビンの手から書類をもぎ取る)」
「はぁ、タダより高くつくもんはないって知らないのかね……」

1 あなたの名前を教えてください
「藤丸立香です!」
「…………あの、本気でやるんで?」
「やらないと帰れません」
「……ロビンフッド(聞き取れないぐらい苦々しい小声)」

2 年齢は?
「サーヴァントに年齢なんて、あってないようなもんだろ」
「見た目は20代だよね」
「んじゃそれで。立香は……何歳だ?」
「……ロビン、女性に歳を訊ねる時は死を覚悟しなきゃいけないんだよ?」
「おい、二つ目の質問で既に先行き怪しくねえか!? 二分前の自分の言動、もう忘れちまったんじゃ「次言ってみよー!」

3 性別は?
「女です」
「男」

4 貴方の性格は?
「お人好しって言われる。ロビンもだよね。えへへー、お揃い(ニコニコ)」
「嬉しいか、それ? あと勘違いしないで欲しいんだが、オレはアンタほど人のいいお人好しじゃねえですよ」
「まあ確かに。それはそうだね」

5 相手の性格は?
「あ、さっきの質問とかぶっちゃった。じゃあ皮肉屋も追加しておこう」
「良くも悪くも悪意がない、だな」

6 二人の出会いはいつ? どこで?
「えっと……日付までは覚えてないけど、場所は召喚ルーム、でいいのかな?」
「ムードもへったくれもないっすよね」

7 相手の第一印象は?
「フード被ってて表情が見えない! でもマントがボロボロだから早く再臨させなきゃ! って思いました」
「魔術師としてもマスターとしてもヒヨッコ。普通の、どこにでもいるお嬢さん」

8 相手のどんなところが好き?
「うわ、いきなりストレートな質問来た。そうだなぁ。さりげなくフォローしてくれる優しいところ、かな」
「……ノーコメントで」

9 相手のどんなところが嫌い?
「意地悪してくるところ(即答)」
「喜んでるクセに」
「何か言いましたか? ロビンさん」
「いいえ、なーんにも」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「悪かったら近くにいねーですよ」
「ロビンは会いたくない人がいたら、すぐにフラッといなくなるもんね」
「わざわざ立ち向かっていく必要もないでしょうよ」
「別に悪いって言ってないよ」

11 相手のことを何て呼んでる?
「ロビン」
「マスター。もしくは立香」

12 相手に何て呼ばれたい?
「今のままで」
「だな」

13 相手を動物に例えたら何?
「……カラーリングはキツ」
「おっと。それ以上はアウトだ。自分で自分を打ち抜かないといけなくなるんで」
「じゃあ狼で」
「それは……夜の」
「黙ってね?」
「ははは。んじゃ黙るついでに、立香は兎だって言い逃げしとくか」

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「そういえばロビンから貰ってばっかで、ちゃんとお返ししてない!」
「お、じゃあ今度いろいろしてもらいましょうか。いやー、楽しみっすわー」
「ん? 何か今、墓穴を掘った気が……」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「あの銀貨で十分だよ」
「欲がないにも程がある」
「ロビンは? 何か欲しいものある?」
「別に。特にナイっすね」

16 相手に対して不満はある? それはどんなこと?
「意地悪しないでください(切実)」
「断るッ!」
「今日一番の声量!?」

17 貴方の癖って何?
「あんまり癖はない気がする」
「オレもだな」

18 相手の癖って何?
「さっきの質問とかぶるから飛ばそう」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「無限ループって怖いよね」
「繰り返してるって気付くだけマシなんじゃね?」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「すぐに自分を卑下するのは、あんまりやって欲しくないかな?」
「それでもオレはこうなんで。ま、悪いことだけじゃないんで、勘弁してくださいよ」
「やりすぎない程度にしてね?」

21 二人はどこまでの関係?
「どこまで……?(本気で悩み始める)」
「(あ、これ質問の意味が全然分かってないわ)次、いきます?」
「え? あ、うん。そうしよっか」

22 二人の初デートはどこ?
「アレ、初デートって言っていいの?」
「オタクがそれでいいんならオーケーっしょ」

23 その時の二人の雰囲気は?
「すっっっごく恥ずかしかった!!」
「まあ、それなりに」

24 その時どこまで進んだ?
「だから、どこまでって何!? アキハバラからウエノまでだったけど!?」
「──っ!(笑いを堪えている)」

25 よく行くデートスポットは?
「特異点は……カウント出来ますか?」
「してもいいが、同じ場所には、よほどじゃないと行けねーっすよね」
「だからあまりデートスポットっていうのは縁遠いかな」
「強いて言うならマイルームとシミュレーターか」

26 相手の誕生日。どう演出する?
「前にケーキ作ってもらった! あれ美味しかったです!」
「そんじゃ、また作りましょうか?」
「やったー! 今度は一緒に作ろう!」

27 告白はどちらから?
「私でいいのかな? ロビン、固まってて面白かった」
「不甲斐ねぇや」

28 相手のことを、どれくらい好き?
「ど!? すっ!?(動揺)」
「狼狽えてらぁ(楽しそうに観察)」

29 では、愛してる?
「あいっ!?」
「よし立香、しっかり伝えてもらいましょうか」
「あ、う……えっと……。ほ、ほりゅーで……」

30 言われると弱い相手の一言は?
「ロビン、あんまりそういうの表情として出さない気がするんだけど」
「あー、極力は出さないな。反対にオタクは分かりやすすぎますぜ」
「うっ、精進します……」

31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「どうするも何も。日常茶飯事だし、いつものことかなーって(いまだに特異点先の女性に声をかける弓兵を見ながら)」
「……すんません」
「謝った!?」
「でも立香だって大概だからな。どんだけ英霊に好かれてると思ってんですか」
「えー。それとこれとは違うんじゃ……」

32 浮気を許せる?
「束縛したい訳じゃないからなー。女の人に声かけるけど、あんまり深入りしないの知ってるし。最終的に私のところに帰ってきてくれたら、それでいいかなって思ってる」
「…………」
「どうしたの?」
「いや、なんでもねーです。(理解ありすぎて逆に怖いわっ!)」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「どうする、って。心配する以外に何かあるの?」
「怒るとかですかね」
「ない。絶対ない。どんな手段使ってでも安否確認するよ」

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「外見だけで好きになったんじゃないから。でも、あえて言うなら目と……手、かな?」
「ほー。そりゃ初耳だ(立香の頬を親指で擽りながら)」
「ロビンは?」
「そうだな。オレも目ですかね(一番感情が表れる場所で読みやすいし)」
「そっか! 目かー。……ふふっ(嬉しそう)」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「煙草吸ってる姿はドキッとする」
「キス終わった後の顔」
「ちょ!? 直接的だー!」
「?(あとからもっとすげー質問来るんだが、大丈夫なのか?)」

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「触ってくるとき」
「ま、そういうことするときぐらいですもんね」

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「愚問なのでは?(嘘が服着て歩いている人を見る目)」
「ははは(乾いた笑い)。オレはあんまり嘘はついてないと思いますぜ?」
「違った。嘘はつかないけど、大事なことを言わないよね」
「そっすかね? 気のせいですわ」
「……(ほら、はぐらかした)」

38 何をしている時が一番幸せ?
「一緒にいる時だね」
「やな気分になるなら、そもそも近づかないしな」
「ねー」

39 ケンカをしたことがある?
「そういえばないね」
「ケンカに発展する前に話し合いで何とかしちまうからな」

40 どんなケンカをするの?
「したことないからパスしよう」

41 どうやって仲直りするの?
「でも仮に喧嘩したら……私、すぐに謝っちゃいそう。ギスギスした雰囲気が続くの耐えられない……」
「楽しい方がいいってのは誰しも同じだろ。フツーフツー」

42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「生まれ変わりってあるのかな?」
「サーヴァントは召喚と退去と再召喚で、何となく生まれ変わりっぽい節はあるがな」
「……“君”がいいなぁ」

43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「……(まさにさっきのセリフとか)」
「ん? どうかした?」
「いんや、なんでもないっすよ」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「蔑ろにされ続ける時かな」
「同じく」

45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「ロビンは不意打ちが多いから心臓に悪い」
「得意分野ですから」

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
「まず絶対死なせねー(聞こえないくらいの小声)」
「……(頼りにしてるよ。弓兵さん)」

47 二人の間に隠し事はある?
「ごまんとある。つかよ、あまりにも明け透けな関係って、それはそれで怖くね? 表と裏があってこその人間だろ」
「確かに。私だってロビンに言ってないことの一つや二つあるし」
「気になるのは仕方ないにしても、あえて突っ込まないのが円満な人付き合いの基本っしょ」

48 貴方のコンプレックスは何?
「あんまりそういうのはないね」
「ないな」

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「一部の人たちは知っているけど、過激な人には伝えていない。きよひーとかヤバそうだ」
「命の危険に晒されそうだし、無駄な苦労はしたくないんで、このままオフレコってことで」

50 二人の愛は永遠だと思う?
「ちょいちょい返答に困る質問やめて欲しい(赤面しつつ)」
「……(次からの質問を知っているので、あえて黙っている)」





51 貴方は受け? 攻め?
「えっ!? は!? 何、受けとか攻めって!?」

52 どうしてそう決まったの?
「待って!! おかしいおかしい! 質問がバグってる!」

53 その状態に満足してる?
「す、ストーップ!!」

「なんすか急に。……まさか、質問を最後まで確認してなかったとか?」
「だ、だって! こんなこと訊かれるなんて思わないじゃん!」
「何となく予想はつきますけどね。今さらやめるわけにもいかないんで、最後まで頑張りますよ」
「……やるんじゃなかった」

54 初エッチはどこで?
「あ、う……その……ここ、です」
「(始終ニヤニヤしながら眺めている)」
「その顔やめて!」

55 その時の感想を……
「かっ!? もうやだ。許して……」
「ほら感想。どうでした?」
「ノーコメントで!」
「ちっ」
「舌打ちしない!」

56 その時、相手はどんな様子でした?
「それはもう蕩けた顔で「わーー!! 詳細に語らなくていいから!」

57 初夜の朝、最初の言葉は?
「おはようさんです、これ以上寝ると遅刻しますぜー。だったはず」
「寝ぼけてたようで、実はしっかり聞いてたのか(素直に驚く)」

58 エッチは週に何回くらいする?
「不定期だよね。そんなきっちりするものなの?」
「状況が状況だしな。機会があればって感じっすかね。……ちょっと質問に慣れてきました?」
「……はいはい、次いってみよー(テンション低め)」

59 理想は週に何回?
「その、毎日でもいいんですよ? みたいな顔やめて」

60 どんなエッチなの?
「どんな? え、種類があるの?」
「……ま、オタクは知らなくていいんじゃねえの?(アブノーマルはマンネリ化を防ぐためにあるから、まだ早いと考えている)」

61 自分が一番感じるのはどこ?
「ロビンが感じるところってどこだろう。脇腹とか?」
「そりゃ単にくすぐってーだけだ」
「そっか。じゃあ今度触って確かめてみようっと」

62 相手が一番感じているのはどこ?
「立香は耳と胸と……」
「その先、言ったら怒るよ」

63 エッチの時の相手を一言で言うと?
「真剣、かな」
「必死、ですね」

64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?
「き、嫌いじゃなかったら、しない……よね」
「真理だな」

65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?
「シチュ、エーション?」

66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)
「場所? 時間? コスチューム!? せ、世界には私の知らないことが沢山あるんだね……」
「あんまり深く考えると袋小路ですぜー」

67 シャワーはエッチの前? 後?
「前じゃないと落ち着かない。汚いし」
「オレはあんまり気にしないですけどね」
「私が気にするの!」

68 エッチの時の二人の約束ってある?
「痛いのはなし。無理やりはダメ絶対」
「そういう時はたいてい片方しか気持ち良くなってないしな」

69 相手以外とエッチしたことはある?
「ある訳ないー。初めて付き合ったんだから」
「……(目を伏せて黙っている)」

70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?
「そういうのよくない。自分を大切にして」
「顔も名前も存在しない相手に、よくそんな親身になれますよね」

71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
「…………」
「ロビン、険しめな無表情やめて。怖いから」

72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
「前に決まってるじゃん!」
「(赤くなっているのを見るのが楽しい)」

73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?
「そういうのよくない。ライブラリで楽しい映画やアニメを見るか、夜通しゲームして騒ぐ方が断然いいと思う」
「独りよがりは虚しいだけ、ってな」

74 自分はエッチが巧いと思う?
「う、うまくなりたいとは思ってる」
「ゆっくりで大丈夫なんで」

75 相手はエッチが巧い?
「下手ではない、とは思うんですけどね」
「比較対象がいないから分かりません!」

76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?
「あんまり喋りすぎても、ねぇ?」
「うるせえ男は嫌われる」
「逆に言って欲しいこととかあったりする?」
「特にないですよ」

77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?
「少しだけ笑う顔が好きかな」
「感じてる時の表情とかですかね」
「……恥ずかしいな」

78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?
「できればしないで欲しいです」
「……ま、努力しますわー(ニヤリ)」

79 SMとかに興味はある?
「痛いのは嫌いです(痛いものだという薄らとした認識)」
「いや、別にそれだけがSMってワケでは……。あれに限らず、特殊なやつほど相互理解が高くねーと楽しめないのは共通してるな」
「そんなものなんだ」
「そんなもんです」

80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?
「何か怒らせたかなって自分の行動を思い返してみる」
「ほぼ同意」

81 強姦をどう思いますか?
「シスベシフォーウ」
「何故フォウ口調なんで?」
「ちょっとでもマイルドクリーミーになるかなぁと思って」

82 エッチでツライのは何?
「あんまり辛いと思ったことないです」
「辛くないように心掛けてますですよー」
「ありがとうございます」

83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?
「部屋以外にどこでするの!? みんなレベル高すぎじゃない!?」
「まあ、色々あるんすよ」

84 受けの側からエッチに誘ったことはある?
「初めてのアレは誘ったことになるのかな? 罠に嵌められた、が正しいのでは?」
「ほう。ハメられた、と」
「……うん、言うと思った」

85 その時の攻めの反応は?
「すっごく嬉しそうだったことだけは覚えてる」
「そうでしたっけ?(すっとぼけ)」
「そうだったの!」

86 攻めが強姦したことはある?
「ない」
「令呪もあるしな。そんな状況になったら強制的に行動制限つけられそうだ」
「単純なことの方が強制力高いんだよね」
「ですね」

87 その時の受けの反応は?
「ない事実に反応も何もないです!」

88 「エッチの相手にするなら……」という理想像はある?
「あんまり理想とかっていうのはない。ロビンはありそうだなぁ」
「ま、ないよりはある方が楽しいわな」
「(胸を見下ろしながら、ちょっとため息)」

89 相手は理想にかなってる?
「そこまで気にせずとも、胸は小さい方じゃないでしょ」
「えっ!? そ、そうかな!?(嬉しげ)」
「……まー、扱いやすいこって(苦笑)」

90 エッチに小道具を使う?
「こ、小道具!?(何それ怖いという顔)」
「使いませんよ。つか、んなもんねぇだろ。カルデアに……っ!」
「どしたの?」
「いや、あれはノーカンだ、ノーカン……」

91 貴方の「はじめて」は何歳の時?
「どうせ今の年齢ですよー」
「拗ねなくてもよくね?」

92 それは今の相手?
「そうでーす」
「だんだんヤケクソになってきてんな」

93 どこにキスされるのが一番好き?
「……口」
「ほう。そりゃいいこと聞いたぜ」

94 どこにキスするのが一番好き?
「頬かな」
「可愛らしいことで」

95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?
「気遣ってくれる言葉が嬉しい」
「ストレートに可愛いって言った時は、結構反応してましたね」
「普段そういうの言わないから、破壊力がすごいんだよ……」

96 エッチの時、何を考えてる?
「相手のこと以外は考えられないなぁ」
「よそ事考えてるの、何となく伝わるしな」
「余裕ができたら別のこと考えられる?」
「じゃあ考えられないようにしますわ」
「……集中します」

97 一晩に何回くらいやる?
「一回、では終わらないよね。二回はしてる気がする」

98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?
「その時々によるけど、脱がせてもらう方が多いかな? そういえばロビン、いっつも緑の外装は脱ぐんじゃなくて消してるよね。あれ実際はどうやって脱ぐの?」
「めんどくせぇから直接脱いだことなかったな」
「やっぱりそうか。そんな気はしてた」

99 貴方にとってエッチとは?
「ちょっと!? 座右の銘みたいに聞いてくるのやめて! 不意打ちで笑いが止まらなくてお腹痛い! これ、真面目に答える人いるのかな!?」
「さあ? いるんじゃねえですか?」
「言うなれば……会話、かな?(結構耐えた後に思い切り吹き出す)」

100 相手に一言どうぞ
「限りある君との時間を、大切にしていきたいなーと思ってるよ」
「うわ、最後の質問がマジメなやつだったから急に息吹き返してるし、全然一言じゃねーし。ま、縁があって出会ったワケですから、最後までキッチリ付き合いますぜ。……いまさら怖気付いて逃げんでくださいよ?」
「もう逃げないよ。逃げてる暇ないって気付いたし。だからこれからもよろしくね、ロビン!」
「はいはい。……ところで立香、この後の予定は?」
「ん? 何もないけど」
「ほう。んじゃ、今からオレと遊んでも特に支障はないってことだよな?」
「…………あ、私、書類提出に行かないと(ベッドから立ち上がるが、すかさず手を引かれて連れ戻される。ついでに押し倒された)」
「ついさっきの言葉を忘れた、と?(稀に見るいい笑顔)」
「あ、あわわわ!(近づいてくる整った顔にギュッと目を瞑る)」
「……ホーント、可愛いですね(唇を通り過ぎ、耳元で囁く)」
「え、ちょ!? それは、はんそ、くっ、んぅ!」



頭使わずに書く会話文も楽しいですね。いつもこれだと飽きちゃうけど。
ただ24番目の質問を立香ちゃんに答えさせたかっただけだなんて。言えねえなぁ、言えねぇよ。
決して長編の書き出しがうまくいかない訳ではございません。
加筆修正に飽きた訳でもありません。
時々は遊びたいよねってだけのお話なのです。
2023.1.15